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漢文として楽しむ論語 子罕第九 14/30

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子罕第九

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14(219) 子曰吾自衞反魯…

子曰、吾自衞反魯、然後樂正、雅頌、各得其所、

【書き下し】
子の曰く、吾、衛より魯に反って、然る後に楽を正し、雅頌各おの其の所を得たり、

【訳】
先生が仰った。私は衛から魯に帰って、その後音楽全般の乱れを正し、雅頌の詩もその使われるべき所を得た。

【解説】
孔子が衛から魯に帰ったのは哀公十一年冬のこと。
楽は音楽全般を兼ねて云う。
雅頌の詩は楽の歌、雅は雅の詩として朝廷に用い、頌は頌の詩として宗廟に用いる。
詩には風雅頌の三種があり、孔子はこれらすべてを正した。
ここではその重きを挙げて風を略したのだ。
そもそも周の礼楽はすべて魯にあったのだが、時代と共に詩楽が欠け失せ散逸して整わなかった。
孔子は周辺諸国を巡る間に、散逸した断片を見つけ、それらを校合し、晩年に道がついに行われないことを知り、魯に帰ってこれを正して後世に伝えたのだ。

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子罕第九 各章
9-1 子、罕に利と命と仁を言う、
9-2 達巷党の人の曰く、大いなる哉、孔子、博く学んで…
9-3 子曰、麻冕は礼なり、今、純をするは倹なり、吾は…
9-4 子、四つを絶てり、意毋く、必毋く、固毋く、我毋…
9-5 子、匡に畏る、曰く、文王既に没すれども、文…
9-6 大宰、子貢に問いて曰く、夫子は聖者か、何ぞ其れ…
9-7 子曰、吾、知、有らんや、知、無し、鄙夫有り…
9-8 子曰、鳳鳥至らず、河、図を出ださず、吾、已んぬ…
9-9 子、齊衰の者、冕衣裳の者と、瞽者とを見て、之に…
9-10 顔淵、喟として歎じて曰く、之を仰げば弥いよ高…
9-11 子の疾い病なり、子路門人をして臣爲ら使む、病…
9-12 子貢曰、美玉ここに有り、匵に韞めて諸を蔵さん…
9-13 子、九夷に居らまく欲す、或人曰、陋し、これ如…
9-14 子曰、吾、衛より魯に反って、然る後に楽を正し…
9-15 子曰、出でては則ち公卿に事え、入りては則ち父…
9-16 子、川の上りに在まして曰く、逝く者は斯の如き…
9-17 子曰、吾、未だ徳を好むこと、色を好むが如くな…
9-18 子曰、譬えば山を為るが如し、未だ一簣を成さ…
9-19 子曰、之を語るに而も惰らざる者は、其れ回なる…
9-20 子、顔淵を謂って曰く、惜しいかな、吾、其の進…
9-21 子曰、苗にして秀でざるもの有るかな、秀でて実…
9-22 子曰、後生畏る可し、焉んぞ来る者の今に如かざ…
9-23 子曰、法語の言、能く従うこと無けんや、之を改…
9-24 子曰、忠信を主とし、己に如かざる者を友とする…
9-25 子曰、三軍をも帥を奪う可し、匹夫をも志を奪う…
9-26 子曰、敝れたる縕袍を衣て、狐貉を衣る者と立ち…
9-27 子曰、歳寒くして然る後に松柏の彫むに後るるこ…
9-28 子曰、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れ…
9-29 子曰、与に共に学ぶ可し、未だ与に道に適く可か…
9-30 唐棣の華、偏がえって其れ反れり、豈、爾を思わ…

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最終更新日:令和08年01月27日 学易有丘会
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