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漢文として楽しむ論語 學而第一 7/16

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學而第一
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7 子夏曰賢賢易色… YouTube版

子夏曰、賢賢易色、事父母能竭其力、事君致其身、與朋友、言而有信、雖曰未學、吾必謂之學矣、

【書き下し】
子夏の曰く、賢を賢として色に易え、父母に事えて能くその力を竭し、君に事えて能くその身を致し、朋友と交わり、もの言って信有れば、未だ学ばずと曰うと雖も、吾必ずこれを学びたりと謂わん、

【訳】
子夏が言った。恰も色欲の代わりに賢者を尊び重んじているかのように誠実で、父母に仕えるときはできる限りの力を尽くし、君に仕えるときはその身の危険を顧みず、朋友と交わるときは、その言行が信用信頼できるなら、自分は無学だと言ったとしても、私は必ず彼を、学問を修めた人物だと断言する。

【解説】
子夏は孔子の弟子、姓は卜、名は商、子夏は字。
賢賢の先の賢は尊び重んじる意、後の賢は賢者を指す。
色とは色欲のこと。直訳すると、色欲に代えて賢者を尊べということになるが、これは誠実さの喩えであって、実際にそうしろと言っているわけではない。
力を尽くすとは、その力の及ぶ限りを極め尽くして残すところがないことをいう。
そもそも子の身体は父母から受け継いだものなのだから、父母のために身を惜しまないことこそが孝なのである。
致すとは、自分の一命を君に委ねて仕えること、その忠誠の志をいう。
朋友の道は信にあり。
言行には信用信頼がなければ関係が険悪になる。
子夏は、机上の理論を学ぶことも大事だが、実践すなわち実学も大事だとして勧めたいという思いから、このように言ったのである。

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学而第一 各章
1-1 子曰、学びて時に之を習う、また説ばしからずや…
1-2 有子曰、その人と為り孝弟にして、上を犯すこと…
1-3 子曰、巧言令色、鮮し仁、
1-4 曽子曰、吾日に三たび吾が身を省みる、人の為に…
1-5 子曰、千乗の国を道むるには、事を敬しんで信あ…
1-6 子曰、弟子入りては則ち孝あり、出でては則ち弟…
1-7 子夏曰、賢を賢として色に易え、父母に事えて能…
1-8 子曰、君子重からざれば則ち威あらず、学も則ち…
1-9 曽子曰、終わりを慎み遠きを追えば、民の徳厚き…
1-10 子禽子貢に問いて曰く、夫子是の邦に至るときに…
1-11 子曰、父在ますときはその志を観て、父没るとき…
1-12 有子曰、礼の用は和することを貴しと為す、先王…
1-13 有子曰、信義に近づくときは、言うこと復むべし…
1-14 子曰、君子は食飽かんと求むること無く、居安か…
1-15 子貢曰、貧しくして諂うことなく、富んで驕るこ…
1-16 子曰、人の己を知らざることを患えず、人を知ら…

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最終更新日:令和08年01月25日 学易有丘会
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