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漢文として楽しむ論語 學而第一 9/16

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學而第一
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9 曾子曰愼終追遠… YouTube版

曾子曰、愼終追遠、民徳歸厚矣、

【書き下し】曽子の曰く、終わりを慎み遠きを追えば、民の徳厚きに帰く、

【訳】
曽子が言った。上に立つ者が親の葬儀を慎んで行い、折りに触れて先祖の祭祀を面倒くさがらずにきちんと心を込めて行えば、人民も自ずからその徳に感化されて、人情に厚く誠実な風俗が国の隅々までに行き渡るものである。

【解説】
慎終の終は喪のこと。
慎むとはその礼を尽くすことをいう。
先王の喪礼は人の子たる者として、その孝を尽くすために行われたのであって、礼を尽くすのでなければ、その哀戚の情を述べ、その斂葬の事を備えることはできない。
追遠の遠は親の命が終わった後のこと。
これを追うとは、祭りに追い慕ってその誠を尽くすことをいう。
民徳とは民衆の心をいう。
終りを慎み、遠きを追うのは、孝の情が厚いからである。
上の者が情に厚く孝を尽くしてこれを行うときは民衆もこれに化して人々は心が厚くなる。
易の風水渙の卦辞にも、王假有廟という簡単な言葉でではあるが、このような祭祀の重要性が述べられている。

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学而第一 各章
1-1 子曰、学びて時に之を習う、また説ばしからずや…
1-2 有子曰、その人と為り孝弟にして、上を犯すこと…
1-3 子曰、巧言令色、鮮し仁、
1-4 曽子曰、吾日に三たび吾が身を省みる、人の為に…
1-5 子曰、千乗の国を道むるには、事を敬しんで信あ…
1-6 子曰、弟子入りては則ち孝あり、出でては則ち弟…
1-7 子夏曰、賢を賢として色に易え、父母に事えて能…
1-8 子曰、君子重からざれば則ち威あらず、学も則ち…
1-9 曽子曰、終わりを慎み遠きを追えば、民の徳厚き…
1-10 子禽子貢に問いて曰く、夫子是の邦に至るときに…
1-11 子曰、父在ますときはその志を観て、父没るとき…
1-12 有子曰、礼の用は和することを貴しと為す、先王…
1-13 有子曰、信義に近づくときは、言うこと復むべし…
1-14 子曰、君子は食飽かんと求むること無く、居安か…
1-15 子貢曰、貧しくして諂うことなく、富んで驕るこ…
1-16 子曰、人の己を知らざることを患えず、人を知ら…

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最終更新日:令和08年01月25日 学易有丘会
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